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リーチ式とカウンター式の違い・操作のコツ

2026.06.05 監修: 高司 浩(社会保険労務士)
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目次
  1. リーチフォークリフトとカウンターフォークリフトの違いとは?基礎から徹底解説
  2. まず「フォークリフト」の種類を整理しよう
  3. カウンターフォークリフトとは?特徴と用途
  4. リーチフォークリフトとは?特徴と用途
  5. リーチ vs カウンター:主要項目の比較表
  6. 操作のコツ①:カウンターフォークリフトの注意点
  7. 操作のコツ②:リーチフォークリフトの注意点
  8. 免許・資格はどちらも共通?取得費用の目安
  9. どちらを先に取得・経験すべき?キャリアの考え方
  10. まとめ

リーチフォークリフトとカウンターフォークリフトの違いとは?基礎から徹底解説

「フォークリフトの仕事に興味があるけど、リーチ式とカウンター式って何が違うの?」——そんな疑問を持つ方は非常に多いです。フォークリフトの求人を調べ始めると、必ずこの2種類の名前が出てきます。どちらも「フォークリフト」なのに、見た目も操作感もかなり異なります。

この記事では、リーチフォークリフトとカウンターフォークリフトの基本的な違いから、それぞれの操作のコツ、向いている職場環境まで、初心者にもわかりやすく丁寧に解説します。これからフォークリフトの仕事を始めたい方、免許取得を考えている方にとって、判断材料になる情報をまとめました。

まず「フォークリフト」の種類を整理しよう

フォークリフトは大きく分けて、エンジン式(ガソリン・ディーゼル・LPG)とバッテリー式(電動式)に分かれます。さらに車体の構造や走行方式によって、以下のような種類があります。

このうち、現場で最も使われ、求人でも頻繁に見かけるのが「カウンター」と「リーチ」の2種類です。それぞれの特徴を順番に見ていきましょう。

カウンターフォークリフトとは?特徴と用途

カウンターフォークリフトは、一般的に「フォークリフト」と聞いてまず頭に浮かぶ、座って乗るタイプの大型機種です。車体後部におもり(カウンターウェイト)を積むことで、重い荷物を持ち上げたときの前のめりを防ぐ仕組みになっています。

カウンターの主な特徴

カウンターが活躍する現場

カウンターフォークリフトは、工場の屋外ヤード、荷捌き場、資材置き場など、広い空間で重い荷物をまとめて動かす作業に向いています。鉄鋼・建材・食品の大型パレット輸送など、物量が多く重量のある現場ではカウンターが主役です。

リーチフォークリフトとは?特徴と用途

リーチフォークリフトは、立ち乗りまたは座り乗り(半立ち乗り)タイプのコンパクトな電動フォークリフトです。「リーチ(Reach)=伸ばす」という名前の通り、フォーク(爪)部分が前方に伸縮する機構を持っています。これにより、狭い通路でも高い棚に荷物を出し入れできます。

リーチの主な特徴

リーチが活躍する現場

自動車部品の倉庫、食品・医薬品の物流センター、EC(通販)の大型フルフィルメントセンターなどでリーチフォークリフトが多用されます。特に近年のEC物流の拡大で、高層ラック対応の倉庫が増加しており、リーチオペレーターの需要は右肩上がりです。

リーチ vs カウンター:主要項目の比較表

比較項目 リーチフォークリフト カウンターフォークリフト
乗車スタイル 立ち乗り(または半立ち) 座り乗り
動力 電動(バッテリー)のみ 電動・ガソリン・LPG・ディーゼル
使用場所 主に屋内・倉庫内 屋内・屋外どちらも
積載能力の目安 1〜2トン程度 1〜5トン以上
通路幅の目安 約1.8〜2.5m 約3〜4m以上
揚高(フォークの上昇高さ) 高い(最大5〜6m以上も) 標準〜高め(機種による)
主な用途 高層ラックへの入出庫・ピッキング 重量物の運搬・屋外搬送
操作の習得難易度(目安) やや難しい(慣れるまで時間がかかる) 比較的とっつきやすい

操作のコツ①:カウンターフォークリフトの注意点

カウンターは車体が大きいため、後輪操舵(後ろのタイヤでハンドルを切る)という独特の動きをします。普通車とは感覚が異なるため、初めは戸惑う方が多いです。

カウンター操作のポイント

操作のコツ②:リーチフォークリフトの注意点

リーチフォークリフトは「リーチイン・リーチアウト」と呼ばれるフォーク前後への伸縮操作が加わるため、カウンターより操作レバーの数が多く、慣れるまでの期間が長い傾向があります。ただし、コツをつかめば狭い棚へのアプローチも正確にできるようになります。

リーチ操作のポイント

免許・資格はどちらも共通?取得費用の目安

リーチフォークリフトもカウンターフォークリフトも、公道ではなく構内(工場・倉庫内)で使用する場合は、「フォークリフト運転技能講習(最大荷重1トン以上)」の修了が必要です。この資格は1種類取得すれば両方に使えます(ただし操作の習熟は別途必要)。

また、荷重1トン未満のフォークリフトは「特別教育(約12時間)」で運転可能ですが、実際の求人では技能講習修了者を求めるケースがほとんどです。取得するなら最初から技能講習を受けておくのが賢明です。

どちらを先に取得・経験すべき?キャリアの考え方

「どちらから始めればよいか?」という質問もよく受けます。結論から言えば、初心者はカウンターからスタートするのが一般的です。理由は以下の通りです。

その後、倉庫・物流系の職場に移るタイミングでリーチの経験を積むのがよくあるキャリアパスです。リーチ経験者は物流センターなどで重宝されるため、カウンター+リーチの両方を扱える「両刀使い」になることで求人の選択肢が一気に広がります

まとめ

リーチフォークリフトとカウンターフォークリフトの違いを、ここで改めて整理します。

フォークリフトの資格は、一度取得すれば工場・倉庫・物流・建設など多くの業界で活かせる「つぶしが利く」スキルです。難しそうに感じるかもしれませんが、実際に現場で働いている方の多くは未経験からスタートしています。「自分にできるかな」という不安は誰もが持つもの。でも、正しい知識と操作のコツを身につければ、着実に一人前のオペレーターへと成長できます。まずは一歩、資格取得や求人探しから動き出してみましょう。

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この記事の監修者
高司 浩 社会保険労務士・行政書士

社会保険労務士(登録番号13240309)・行政書士。労働条件・社会保険・雇用契約の専門家として、求人・働き方に関する記事の正確性を監修しています。

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