「体力的にそこまできつくない仕事で、できれば日払いで稼ぎたい」「年齢が上がってきて、今さら未経験でも雇ってもらえるか不安…」そんな気持ちを抱えて、施設警備の求人を調べている方も多いのではないでしょうか。
東京・埼玉エリアには施設警備の求人が豊富にあり、未経験・年齢不問で募集している案件も少なくありません。ただ、一口に「施設警備」といっても、職場の種類や給与条件は地域ごとにかなり異なります。この記事では、施設警備求人を東京・埼玉で探している方に向けて、給与相場・地域ごとの特徴・求人の選び方を具体的に解説します。
施設警備とはどんな仕事?体力面・きつさを正直に解説
施設警備は、オフィスビル・商業施設・病院・学校・マンションなどの建物内外で、不審者の侵入防止・巡回・入退館管理・緊急対応などを行う仕事です。警備業のなかでは「1号警備(施設警備)」に分類されます。
体力的なきつさはどのくらい?
施設警備の大きな特徴は、交通誘導や工事現場警備に比べて体への負担が少ない点です。基本的には屋内での立哨・巡回・受付対応が中心のため、真夏の炎天下や悪天候の屋外に長時間立ち続けるようなきつさはほとんどありません。
ただし、次のような点は正直に理解しておきましょう。
- 長時間の立ち仕事:巡回や立哨は長時間続くことがあり、足腰への疲労感は出やすい
- 夜勤・24時間勤務:宿直(24時間勤務)がある現場では、仮眠はとれるものの生活リズムが変わる
- 精神的な緊張感:緊急対応や不審者対応が発生した場合、冷静な判断が求められる
- 単調さとの戦い:動きが少ない時間帯は眠気との戦いになることも
それでも「屋外の肉体労働より体がラク」「年齢を重ねても長く続けやすい」という声が多い仕事であることは確かです。40代・50代でゼロから始める方も多く、年齢的な不安は比較的少ない職種です。
施設警備求人の給与相場|東京・埼玉を比較
施設警備の給与は勤務形態・地域・現場の種類によって大きく異なります。以下は目安の相場です(実際の求人状況や景況によって変動します)。
| 地域 | 時給の目安 | 日給の目安(8h) | 月収の目安(20日勤務) |
|---|---|---|---|
| 東京都心部(新宿・渋谷・港区など) | 1,200〜1,500円 | 9,600〜12,000円 | 19〜24万円 |
| 東京郊外(立川・八王子・町田など) | 1,100〜1,350円 | 8,800〜10,800円 | 17〜21万円 |
| 埼玉(さいたま市・川口・川越など) | 1,050〜1,250円 | 8,400〜10,000円 | 16〜20万円 |
| 埼玉郊外・北部(熊谷・深谷・秩父など) | 950〜1,150円 | 7,600〜9,200円 | 15〜18万円 |
※上記はあくまで目安です。資格保有(警備業務検定・施設警備2級など)や夜勤手当・資格手当が加わると、さらに高くなるケースがあります。
日払い・週払いに対応している求人はある?
「すぐに現金が必要」という方には、日払い・週払い対応の求人は重要な条件です。施設警備業界では、日払い・週払いに対応している会社は一定数存在します。ただし、すべての警備会社が対応しているわけではなく、また日払いの場合は手数料が引かれるケースもあるため、事前に必ず確認しましょう。
求人票に「日払いOK」「前払い制度あり」と明記されているものを選ぶと確実です。電話や面接時に「日払いは可能ですか?」と聞くことも全く失礼ではありません。
東京エリア別|施設警備求人の特徴
都心エリア(新宿・渋谷・港区・千代田区)
大型オフィスビル・商業施設・ホテルなど規模の大きい現場が多く、時給は相対的に高め。来場者数が多いぶん受付・案内業務なども多く、接客に近いスキルが自然と身につきます。電車通勤のしやすさはピカイチで、交通費が実費支給される現場が多いのも魅力です。
城東・城北エリア(江戸川・足立・北区・葛飾)
工場・倉庫・物流センターの施設警備も多く、夜勤案件が豊富なエリアです。夜勤手当込みで月収20万円超えを狙いやすく、体力に不安があっても比較的シフトの融通が利く現場が見つかりやすい傾向があります。
多摩・郊外エリア(立川・八王子・府中)
大学・病院・商業施設などの警備需要が安定しています。都心に比べて時給はやや下がるものの、通勤ラッシュを避けられる点や、のんびりした雰囲気の現場が多い点を好む方もいます。
埼玉エリア別|施設警備求人の特徴
さいたま市・川口・戸田
東京に隣接しており、大型商業施設・病院・マンションの警備求人が集中しています。都内の警備会社が埼玉にも拠点を持つケースが多く、東京都内に次ぐ求人数の多さが特徴です。時給は東京都心より100〜200円ほど低い目安ですが、生活コストを考えれば実質的な手取りとのバランスは悪くありません。
川越・所沢・熊谷
工業団地・物流倉庫・病院など、郊外特有の大型施設の警備ニーズが高い地域です。移動手段に車が必要な現場もありますが、「マイカー通勤OK・駐車場完備」の求人も多く、車を持っている方には選択肢が広がります。競合が少ない分、採用されやすい傾向もあります。
未経験・年齢不問の施設警備求人を選ぶ際のポイント
① 資格取得支援制度があるか確認する
警備員には入社後に「新任教育(法定研修)」が義務付けられており、未経験でも研修を受けてから現場に入ります。さらに「施設警備業務検定2級」などの資格を取得すると資格手当がつき、収入アップにつながります。資格取得費用を会社が負担してくれるかどうかは求人選びの大切なポイントです。
② 現場の種類と自分に合う雰囲気を確認する
同じ施設警備でも、ショッピングモールと病院と工場では雰囲気がまったく異なります。面接時に「どんな現場に配属されることが多いですか?」と聞いておくと、イメージのギャップを防げます。
③ 24時間勤務(宿直)の有無と仮眠条件を確認する
施設警備では「24時間勤務→翌日非番」というシフトが一般的です。日中だけ働きたい方は「日勤のみ」の求人を選ぶのが安心です。24時間勤務の現場に応募する場合は、仮眠室・仮眠時間(目安:4〜8時間)の条件を必ず確認しましょう。
④ 制服・装備品の支給があるか
警備の制服・装備品(警棒・無線機など)は会社支給が一般的ですが、一部の会社では自己負担が発生することもあります。初期費用がかからないかどうかを確認しておくと安心です。
⑤ 複数の求人を比較し、電話確認を惜しまない
求人票だけでは分からない情報(配属現場・夜勤の頻度・具体的な業務内容)は、応募前に電話で聞いてみるのがベストです。「こんなこと聞いていいの?」と思うかもしれませんが、警備会社は応募者に長く働いてほしいため、事前の確認を歓迎することが多いです。
施設警備で稼ぐための収入アップのコツ
- 夜勤・宿直を入れる:深夜割増(25%増し)が適用されるため、同じ時間数でも収入が上がる
- 資格を取得する:施設警備業務検定2級・1級を取ると資格手当(月3,000〜10,000円程度が目安)が加算される会社が多い
- 複数現場・応援勤務に対応する:シフトの空きを積極的に埋めることで日当を積み上げられる
- 責任者・リーダー職を目指す:経験を積めばリーダー手当・現場責任者手当がつき、月収が数万円変わることも
まとめ
東京・埼玉の施設警備求人は、未経験・年齢不問で始めやすく、体力的な負担が比較的少ない仕事として、幅広い年代の男性に選ばれています。時給・日給・月収の相場は地域や現場によって異なりますが、都心であれば月20万円以上を狙うことも十分に可能です。
- 体への負担は交通誘導より少なく、年齢を重ねても働きやすい
- 東京都心は時給が高く、埼玉は採用されやすい傾向がある
- 日払い・週払い対応の求人も存在するので、事前確認が大切
- 資格取得支援・夜勤手当を活用することで収入アップが狙える
- 現場の種類・宿直条件・初期費用の有無は必ず面接前に確認する
「自分に向いているかどうか、まだわからない…」という方も、まずは求人票を見比べるだけで構いません。施設警備は、一歩踏み出してみると「思っていたより自分にできる」と感じる方が多い仕事です。年齢や経験を理由に諦める必要はありません。あなたのペースで、まず情報を集めるところから始めてみてください。