「警備員バイトって実際どのくらい稼げるの?」「体力的にきつくないなら試してみたいけど、時給が低かったら意味ないな……」そんな疑問を持って調べている方に、この記事は役立てます。
結論から言うと、警備員バイトの時給は職種・地域・勤務時間帯によってかなり幅があります。相場をきちんと知っておくだけで、同じ警備の仕事でも受け取れる給料が大きく変わります。ここでは平均時給の目安から、高時給求人の見つけ方まで具体的にまとめました。
警備員バイトの平均時給はいくら?
警備員バイトの時給は、全国平均で1,100〜1,300円前後が目安です(求人サイト複数の掲載情報をもとにした概算)。ただしこれはあくまで平均値であり、夜勤・早朝・深夜帯の割増賃金が加わると1,500〜2,000円超になるケースも珍しくありません。
最低賃金が年々引き上げられている影響で、特に都市部では以前よりも時給水準が上がっています。2024年以降は都心部の求人で日中でも1,200〜1,400円台を提示するものが増えており、昔のイメージより稼ぎやすくなっています。
警備員バイトの時給|職種別の相場比較
一口に「警備員」といっても、仕事内容は大きく4種類に分かれます。それぞれで時給の相場が異なるため、自分に合う仕事を選ぶ前に確認しておきましょう。
| 警備の種類 | 主な仕事内容 | 時給目安(日中) | 時給目安(夜勤・深夜) |
|---|---|---|---|
| 1号警備(施設警備) | 商業施設・オフィスビルの巡回・受付 | 1,100〜1,300円 | 1,300〜1,800円 |
| 2号警備(交通誘導) | 工事現場・駐車場での誘導 | 1,200〜1,500円 | 1,500〜2,000円 |
| 3号警備(輸送警備) | 現金・貴重品の輸送同乗 | 1,300〜1,600円 | 1,600〜2,200円 |
| 4号警備(身辺警護) | VIP・要人のボディーガード | 1,500〜2,500円〜 | 個別対応が多い |
未経験から入りやすく、かつ体力的な負担が比較的少ないのは1号警備(施設警備)です。立ちっぱなしはありますが、重いものを持ったり走り回ったりする場面は少なく、40〜50代以上でも多く活躍しています。
時給が高めで需要も安定しているのは2号警備(交通誘導)。屋外作業で天候の影響はありますが、日払い対応の求人が多く、すぐに手元に現金が欲しい方には向いています。
地域別の時給差はどのくらい?
警備員バイトの時給は、都市部と地方で明確な差があります。最低賃金の違いがそのまま反映されやすい業界です。
| 地域の目安 | 施設警備(日中) | 交通誘導(日中) |
|---|---|---|
| 東京・神奈川・大阪など大都市圏 | 1,200〜1,500円 | 1,300〜1,600円 |
| 愛知・福岡・埼玉など中規模都市 | 1,100〜1,350円 | 1,200〜1,500円 |
| 地方・郊外エリア | 1,000〜1,200円 | 1,050〜1,300円 |
同じ県内でも、都市部の現場と郊外の現場で時給が100〜200円変わることがあります。通勤コストと天秤にかけながら、実質的な手取りを計算して選ぶのが賢い方法です。
日払い・週払いに対応している求人はある?
「急いでお金が必要」「まず今週の生活費を確保したい」という方にとって、日払い・週払い対応かどうかは重要なポイントです。
警備員バイトは日払い・週払い対応の求人が比較的多い業種のひとつです。特に人手不足が続く交通誘導警備では、即日対応の求人も見かけます。ただし、すべての会社が対応しているわけではないため、応募前に求人票や問い合わせで必ず確認しましょう。
- 日払い対応:勤務当日または翌日に現金または振込で受け取れる
- 週払い対応:1週間分をまとめて受け取れる(毎週金曜など)
- 前払い制度:勤務前に一部を立て替えてもらえる仕組みの会社もある
日払いの場合、通常の月払いより手数料が差し引かれるケースがあります。仕組みを事前に確認しておくと安心です。
警備員バイトの時給が高い求人の見つけ方
同じ「警備員バイト」でも、時給に数百円の差がある求人が普通に存在します。高時給求人を見逃さないためのポイントをまとめます。
① 夜勤・深夜帯のシフトを狙う
深夜0時〜朝5時の時間帯は労働基準法の規定により、通常賃金の25%増しが義務付けられています。時給1,200円の求人なら深夜帯は1,500円になる計算です。夜型の生活リズムが合う方や、昼間に他の用事がある方には特におすすめです。
② 資格保有者向けの求人をチェックする
警備業務検定(施設警備1・2級、交通誘導警備1・2級など)の資格を持っていると、資格手当として月5,000〜2万円程度が加算されるケースがあります。時給換算すると50〜200円分以上の差になります。資格は未経験からでも取得できるため、長く働くつもりなら早めに取得を目指す価値があります。
③ 大型施設・特殊現場の求人を選ぶ
空港・病院・商業施設・イベント会場など、大型施設の警備は責任範囲が広い分、時給が高めに設定されていることが多いです。また、年末年始・お盆・大型連休などの繁忙期は特別手当が加算されるケースもあります。
④ 求人サイトで「時給順」に並べ替えて比較する
求人票はデフォルトで「新着順」表示になっていることが多いです。時給順に並べ替えるだけで、相場より高い求人が一目でわかります。複数のサイトを横断比較するとさらに効果的です。
⑤ 警備専門の求人媒体を使う
総合求人サイトより、警備・現場系に特化した求人媒体の方が掲載数が多く、条件の細かい絞り込みがしやすいです。日払い・未経験OK・年齢不問など、自分の条件に合わせて検索できるため、時間をかけずに候補を絞れます。
警備員バイトの給料を効率よく上げる方法
働き始めてからでも、意識次第で手取りを増やせるポイントがあります。
- 資格を取る:交通誘導警備業務検定2級は比較的取得しやすく、手当アップに直結しやすい。会社によっては取得費用を負担してくれるケースも。
- シフトの融通を効かせる:人手が足りない時間帯・曜日に積極的に入ることで、シフト調整手当や評価が上がることがある。
- 複数の会社・現場を比較して移籍する:一度経験を積んだあと、より条件のいい会社に転職する人も多い。警備の経験者は即戦力として評価されやすい。
- 長期勤務で昇給を目指す:一定期間継続すると昇給・正社員登用の対象になる会社もある。
未経験・年齢が高めでも大丈夫?
警備員バイトは未経験・年齢不問の求人が非常に多い職種のひとつです。40代・50代はもちろん、60代以上でも活躍している方がいます。体力的な不安がある方は、まず施設警備(屋内・夜勤の仮眠あり)から始めるのが現実的です。
採用に必要な資格は原則不要(一部の特殊業務を除く)で、入社後に必要な研修は会社が用意してくれます。「年齢的に採用されるか不安」という方でも、警備業界は慢性的な人手不足のため、誠実に働ける方を歓迎する会社が多い状況です。
まとめ
- 警備員バイトの時給は全国平均で1,100〜1,300円前後、深夜帯や有資格者は1,500〜2,000円超も狙える
- 職種別では施設警備が体力的に比較的楽で未経験者向き。交通誘導は時給高めで日払い対応が多い
- 都市部ほど時給は高く、地方との差は100〜200円程度が目安
- 高時給を狙うなら:深夜帯シフト・資格取得・大型施設・繁忙期の組み合わせが有効
- 日払い・週払い対応求人も多いが、手数料の有無を事前確認することが大事
- 未経験・年齢不問の求人が多く、40〜60代でも活躍できる環境が整っている
「時給が低いのでは」というイメージで敬遠していた方も、職種・時間帯・地域を組み合わせれば思った以上に稼げる仕事です。まずは求人を眺めるところから始めてみてください。自分に合った条件の仕事が見つかれば、働きながら少しずつ給料を上げていくルートが見えてきます。一歩踏み出してみる価値は、十分にあります。