警備員バイトの給料は、警備の種別(交通誘導・施設警備・イベント警備など)と、時給制・日給制・月給制のどれかで見え方が変わります。当社の掲載データ(2026年8月時点)では、時給は種別を問わず1,000〜2,100円台、日給は交通誘導で6,500〜20,000円、施設警備の月給は20万〜27.5万円の範囲でした。このページでは、種別ごとの相場、日払いや未経験可の求人の件数、給料を上げる方法を順に整理します。
警備員の給料相場:種別ごとに比較
当社の掲載データ(2026年8月時点・給与記載のある178件の集計)をもとに、主な種別の給料レンジをまとめました。幅が広いのは、地域・現場・勤務時間帯・資格の有無で条件が変わるためです。この表は種別ごとの掲載範囲であり、昼勤と夜勤を分けた集計ではありません。
| 種別 | 時給の目安 | 日給の目安 | 月給の目安 |
|---|---|---|---|
| 交通誘導警備 | 1,000〜2,000円 | 6,500〜20,000円 | 11万〜35万円 |
| 施設警備 | 1,000〜2,000円 | 9,000〜12,770円 | 20万〜27.5万円 |
| イベント・雑踏警備 | 1,120〜2,100円 | 9,000円(掲載1件) | 23万円(掲載1件) |
| その他警備 | 1,000〜2,000円 | 6,500〜25,340円 | 19万〜50万円 |
※いずれも当社掲載データの範囲内の数字で、個々の求人の条件を保証するものではありません。施設警備は時給7件・日給6件・月給4件、イベント・雑踏警備は日給・月給の掲載が少なく(日給9,000円・月給23万円は各1件の掲載額)、件数の少ない種別の数字は参考程度にとどめてください。「その他警備」は、当社の分類で上の3種に当てはまらない求人です。
交通誘導警備:日給制が主流で件数も最多
工事現場や道路脇で車両・歩行者を誘導する仕事です。当社の掲載データでは、交通誘導警備は104件が日給制で掲載されており、警備求人の中で最も件数が多い種別です。日給が6,500〜20,000円と幅広いのは、現場の規模・勤務時間・夜勤の有無などが影響するためと考えられます。屋外の立ち仕事が中心です。
施設警備:ビル・商業施設などの巡回・受付・監視
オフィスビル、商業施設、病院、工場などで、出入管理・巡回・モニター監視を担当します。ビルや工場の出入口で来訪者の対応をする「守衛」と呼ばれる仕事も、施設警備に近い内容として募集されます。屋内の勤務が多く、交通誘導のように天候の影響を受けにくいのが特徴です。当社データでは時給1,000〜2,000円、日給9,000〜12,770円、月給20万〜27.5万円の求人が掲載されています。夜勤専従の求人もあり、夜勤の詳細は別記事で整理しています。
イベント・雑踏警備:時給の上限が高め
コンサートやスポーツ観戦など、人が集まる場所での誘導・整理です。当社データでは時給1,120〜2,100円と、4区分の中で時給の上限が最も高くなっています。単発・短期の案件もあるため、副業や週末だけ働きたい方も検討できますが、掲載数は多くないため、こまめに探す必要があります。
時給制・日給制・月給制の違い
- 時給制:働いた時間×時給で計算します。シフトの調整がしやすい反面、勤務時間が短い日は収入も減ります。
- 日給制:1日いくらと決まっています。1日の単価がわかりやすい反面、拘束時間が長い現場では時給換算が下がることがあります。
- 月給制:長期の勤務向きです。月の収入を読みやすい一方、勤務日数・夜勤の回数で手取りが変わる点は確認が必要です。
日給の求人を時給と比べるときは、「拘束時間」と「休憩時間」を確認し、日給を実働時間で割って時給に換算すると比較しやすくなります。
日払い・週払いの実態
当社の掲載データ(全294件)では、日払いの記載がある求人が29件、週払いの記載がある求人が33件確認できました。この2つは同じ求人が両方に該当する可能性があるため、足し合わせた件数は示していません。
「日払い」と書かれていても、勤務した当日に現金を受け取れるのか、翌日以降の振込なのか、手数料がかかるのかは会社によって異なります。応募前に、受け取れる日と条件を確認してください。
未経験・年齢不問の求人はどのくらいあるか
当社の掲載データでは、全294件のうち217件に「未経験可」の記載があり、7割を超えます。警備員になるには、警備業法により18歳以上であることなどの条件があり、採用後は警備業者による新任教育(一般の警備員は基本教育と業務別教育を合わせて20時間以上)を受けます(警視庁「警備員に対する教育時間」)。研修の内容は別記事で詳しく説明しています。
警備員の給料を上げる3つの方法
① 夜勤・深夜帯のシフトに入る
午後10時から午前5時までの労働には、通常の賃金の25%以上の割増賃金が必要です(労働基準法 第37条(e-Gov法令検索))。たとえば時給1,000円の人が深夜に働くと、1時間あたり1,250円以上になる計算です。ただし、求人票の時給や日給に割増がすでに含まれているのか、別に加算されるのかは求人によって異なるため、応募前に確認してください。
② 警備業務検定(2級・1級)などの資格を取る
交通誘導警備業務や施設警備業務などには検定があり、資格手当を設けている会社もあります。ただし、手当の金額や有無は会社ごとに異なり、一律の相場を示せる一次資料は確認できていません。入社前に、資格手当の有無と金額を聞いておくのが確実です。
③ 条件を比べて選ぶ
当社の掲載データでは、掲載件数の多い地域は東京(30件)・大阪(25件)・兵庫(25件)・愛知(23件)・神奈川(19件)の順でした。求人数が多い地域は条件を比較しやすい一方、件数が多いことと給料が高いことは別の話です。同じ地域でも会社・現場によって差があるため、複数の求人を並べて、時給(または日給)、拘束時間、深夜割増の扱い、交通費の支給を見比べてください。日給に幅がある求人は、上限に近い額になる条件を面接で確認すると判断しやすくなります。
警備員バイトの「きつさ」と「楽さ」
- 交通誘導:屋外に立つ時間が長く、暑さ・寒さ・雨の影響を受けやすい種別です。
- 施設警備:巡回・受付・モニター確認が中心で、天候の影響は受けにくい一方、夜勤では生活リズムの調整が必要です。
- イベント警備:多くの人を誘導するため、混雑時は気を使います。単発の案件もあります。
体力面が不安な方は、施設警備や短期のイベント警備などから探す方法もあります。最初から週5日入るのではなく、週2〜3日から始められるかを確認する方法もあります。
よくある質問
警備員バイトの給料は何で決まりますか?
警備の種別(施設・交通誘導・イベントなど)、勤務時間帯、地域、資格の有無などで変わります。夜間・深夜の勤務は割増賃金が加わりますが、求人票の金額に含まれるかは求人ごとに確認が必要です。
警備員バイトは未経験でも採用されますか?
当社の掲載データでは、294件中217件に未経験可の記載がありました。採用後は法令で定められた新任教育(一般の警備員は20時間以上)を受けます。なお、警備員になれるのは18歳以上です。
警備員バイトは日払いや週払いに対応していますか?
日払いの記載がある求人が29件、週払いの記載がある求人が33件ありました。受け取れる日や手数料の有無は会社によって異なるため、応募前に確認してください。
警備員バイトはきつい仕事ですか?
種別と現場によって異なります。屋外で立つ時間が長い交通誘導は体力面の負担が大きく、施設警備は夜勤の生活リズムが課題になりやすい傾向があります。
まとめ
- 当社の掲載データでは、時給は種別を問わず1,000〜2,100円の範囲でした。
- 交通誘導は日給6,500〜20,000円と幅が広く、掲載数も最多(104件が日給制)です。
- 施設警備は月給20万〜27.5万円の求人が掲載されています。守衛と呼ばれる仕事も施設警備に近い内容です。
- 294件中217件に「未経験可」の記載があり、日払いは29件、週払いは33件でした。
- 深夜(22時〜翌5時)は25%以上の割増が必要です。ただし求人票の金額に含まれるかは確認が必要です。
まずは「未経験可」と日払い・週払いの条件を確認しながら、複数の求人を比べてみてください。