警備員バイトは高校生でもできる?まず知っておきたい年齢制限
「警備員バイトに興味はあるけど、高校生でも働けるのか不安」という方は多いと思います。結論から言うと、高校生が警備員バイトをするには、いくつかの法律上の制限があります。ただし、条件によっては働ける場合もあるため、正確な情報を知ったうえで判断することが大切です。
この記事では、警備員バイトを検討している高校生・保護者の方に向けて、年齢制限の根拠・できる仕事・できない仕事・給与の目安・メリット・デメリットをわかりやすく解説します。
警備員の年齢制限:法律上18歳未満はNG
警備員の仕事は「警備業法」によって規制されており、同法第14条では18歳未満の者を警備業務に従事させてはならないと定められています。これは警備会社側の義務であり、アルバイトであっても例外はありません。
つまり、現役の高校生(17歳以下)は、警備員として警備業務に就くことができません。「未経験歓迎」「高校生OK」と書かれた求人広告を見かけることがありますが、警備業務そのものには法律上の年齢制限があることを必ず確認してください。
18歳になれば高校在学中でも働ける?
警備業法の制限は「18歳未満」であることが条件です。そのため、高校3年生などで18歳に達している場合は、法律上は警備業務に就くことが可能です。ただし、警備会社によっては社内規定で「高校生不可」「大学生以上」と定めているケースもあります。応募前に求人票や採用担当者に必ず確認しましょう。
高校生(18歳以上)が就ける警備の種類
警備業務には大きく分けて以下の種類があります。18歳以上の高校生が就きやすいのは、比較的未経験でも始めやすい業種です。
| 警備の種類 | 主な業務内容 | 高校生(18歳以上)の適性 |
|---|---|---|
| 交通誘導警備 | 工事現場・道路での車両・歩行者の誘導 | ◎ 未経験可の求人が多い |
| 施設警備 | 商業施設・ビルの巡回・受付対応 | ○ 一部求人で可 |
| イベント・雑踏警備 | コンサート・スポーツ会場での人員整理 | ○ 短期・単発で入りやすい |
| 貴重品運搬警備 | 現金・貴重品の輸送・護衛 | △ 採用条件が厳しいことが多い |
なかでも交通誘導警備は、当社の掲載データでも件数の大半を占めており、未経験でも始めやすい業種として知られています。
資格は必要?警備員に必要な資格・研修について
警備業務に就く前に「新任教育」が必須
警備員として働くためには、採用後に警備業法に基づく法定研修(新任教育)を受ける必要があります。この研修は警備会社が実施するもので、基本的に費用は会社負担です。研修を受けてから現場に出るため、全くの未経験でも安心して始められます。
資格がなくても働ける?
多くの警備業務は、最初から特別な資格がなくても働けます。ただし、より専門的な業務(空港保安警備など)には国家資格が必要な場合もあります。高校生が最初に目指すなら、資格不要で始められる交通誘導警備や施設警備が現実的です。
警備員検定(国家資格)について
働きながら「警備員検定」という国家資格を取得することも可能です。資格を取ると仕事の幅が広がり、給与アップにもつながる場合があります。ただし、受験には実務経験が必要なため、まずは現場経験を積むことが先決です。
警備員バイトの給与・日払いについて
「どのくらい稼げるのか」は、バイトを選ぶうえで最も気になるポイントですよね。当社の掲載データ(2026年8月時点・294件中、給与記載のある178件の集計)をもとにご紹介します。
交通誘導警備の給与
当社の掲載データでは、交通誘導警備の給与は日給6,500〜20,000円(104件)・時給1,000〜2,000円(17件)・月給11万〜35万円(13件)という幅がありました。日給制が主流で、1日しっかり働けばまとまった収入を得られる可能性があります(あくまで求人票上の幅であり、実際の支給額は勤務条件によって異なります)。
施設警備の給与
施設警備は時給1,000〜2,000円(7件)・日給9,000〜12,770円(6件)・月給20万〜27.5万円(4件)という範囲でした。屋内での勤務が多く、体力的な負担が比較的少ない傾向があります。
イベント・雑踏警備の給与
イベント・雑踏警備は時給1,120〜2,100円(4件)・日給9,000円(1件)・月給23万円(1件)という掲載がありました。単発・短期の案件が多く、高校生でも予定に合わせて入りやすいのが特徴です。
日払い・週払いに対応している求人は?
当社の掲載データ(294件)のうち、日払い対応の記載が29件・週払い対応の記載が33件ありました。稼いだお金をすぐに受け取りたい場合は、求人票で日払い・週払いの記載を確認するのがポイントです。
高校生が警備員バイトをするメリット
- 未経験でも始めやすい:当社の掲載データでは、294件中217件に「未経験可」の記載があり、全体の7割を超えています。特別なスキルがなくても応募しやすい環境です。
- 日払い・週払いに対応している求人もある:すぐに現金が必要な場面でも対応しやすいです。
- 社会経験・責任感が身につく:警備の仕事は人の安全を守る責任ある仕事です。社会人としての基礎力が養われます。
- 体を動かしながら稼げる:屋外での立ち仕事が多く、運動不足解消にもなります。
- 進学資金を稼ぎやすい:日給制の求人が多く、短期集中で稼ぎたい高校生にも向いています。
高校生が警備員バイトをするデメリット・注意点
- 18歳未満は法律上働けない:警備業法により、17歳以下は警備業務に就くことができません。18歳になっていても会社の規定で断られることがあります。
- 屋外での立ち仕事は体力が必要:交通誘導警備は屋外での長時間立ち仕事が基本です。夏の炎天下・冬の寒さなど、天候の影響を受けやすい点は覚悟が必要です。
- 夜勤・深夜勤務は高校生には原則不可:労働基準法により、18歳未満は深夜(午後10時〜午前5時)の勤務が禁止されています。18歳以上でも学業との両立を考えると、深夜シフトは慎重に判断しましょう。
- 学業・部活との両立が必要:シフトの融通が利く求人を選ぶことが大切です。
- 責任が重い仕事である:人の安全に関わる仕事のため、気を抜けない場面もあります。慣れるまでは緊張することもあるでしょう。
警備員バイトの求人が多い地域は?
当社の掲載データでは、掲載地域の上位は東京30件・大阪25件・兵庫25件・愛知23件・神奈川19件となっています。都市部を中心に求人が多く、地方でも工事現場や商業施設の周辺では求人が見つかりやすい傾向があります。
応募前に確認すべきチェックリスト
- ☑ 自分が18歳以上かどうか(法律上の最低条件)
- ☑ 会社の規定で高校生の採用が可能か
- ☑ 深夜勤務が含まれていないか(18歳未満は不可・18歳以上でも学業との兼ね合いを確認)
- ☑ 日払い・週払いの対応があるか
- ☑ 研修・制服・道具の費用負担はどちらか
- ☑ シフトの希望が通りやすいか(学業・部活との両立)
- ☑ 未経験可の記載があるか
まとめ
警備員バイトと高校生の関係について、重要なポイントを整理します。
- 17歳以下は警備業法により警備業務に就くことができない(法律上の絶対条件)
- 18歳以上の高校生であれば、会社の規定次第で働ける可能性がある
- 特別な資格は不要で、採用後に会社が研修を実施してくれる
- 当社の掲載データでは、未経験可の求人が全体の7割を超えており、初めての仕事としても選びやすい環境が整っている
- 日払い・週払い対応の求人もあり、進学資金など短期集中で稼ぎたい方にも向いている
- 屋外立ち仕事の体力面・学業との両立など、デメリットも正直に把握したうえで検討することが大切
「18歳になったら警備員バイトに挑戦したい」「進学資金を自分の力で稼ぎたい」という気持ちは、とても前向きで素晴らしいことです。法律上の条件と会社の規定をしっかり確認したうえで、自分のペースで一歩踏み出してみてください。未経験からスタートした人が多い業界だからこそ、あなたにもきっとチャンスがあります。