「警備員バイトって高校生でもできるの?」と気になっている方も多いのではないでしょうか。進学資金を貯めたい、放課後や週末に効率よく稼ぎたいという高校生にとって、警備員バイトは選択肢の一つとして浮かびやすい仕事です。
ただ、警備員は「法律で制限がある仕事」というイメージがあり、「未成年でも応募できるのか」「資格が必要なのか」「危険ではないか」といった不安を感じる方も少なくありません。
この記事では、警備員バイト 高校生という検索をした方に向けて、年齢制限・必要な資格・できる業務の種類・メリット・デメリットまで、法律の根拠も交えながら丁寧に解説します。応募前にしっかり読んで、自分に合うかどうかを判断してみてください。
警備員バイトは高校生(未成年)でもできる?まず法律を確認
警備員の仕事は「警備業法」という法律によって細かくルールが定められています。まずここを確認することが最重要です。
警備業法が定める「警備員になれない人」の条件
警備業法第14条では、警備員として働けない条件(欠格事由)が定められています。その中に「18歳未満の者」という規定が明記されています。
つまり、18歳未満の高校生は法律上、警備員として働くことができません。どれだけアルバイトの募集があっても、18歳未満である間は警備業務に従事することは認められていないのです。
では「18歳の高校生」はどうなる?
ここが多くの人が気になるポイントです。高校3年生になると18歳になる方が多いですが、18歳になれば法律上の欠格事由はなくなります。ただし、別の条件も確認が必要です。
- 年齢:18歳以上であること(警備業法第14条)
- 労働基準法の深夜制限:18歳未満は午後10時〜午前5時の深夜労働が禁止。18歳以上であれば深夜勤務も可能
- 会社ごとの採用基準:法律をクリアしていても「高校生不可」「未成年不可」とする会社もある
- 保護者の同意:未成年(20歳未満)の場合、採用時に保護者の同意書を求める会社が多い
結論として、18歳になった高校3年生であれば、法律上は警備員バイトに応募できます。ただし各社の採用方針を事前に確認することが大切です。
高校生(18歳以上)が警備員バイトに必要な資格・研修は?
「資格がないと働けないのでは?」という心配をされる方も多いですが、実は警備員に特別な国家資格は必要ありません。
入社前の「法定研修」は必ず受ける必要がある
警備業法では、新しく警備員になる人は必ず「新任教育(法定研修)」を受けることが義務付けられています。この研修は採用後に会社が実施するもので、自分で事前に準備する必要はありません。
- 研修内容:警備業務の基礎知識・法令・事故対応・護身術の基礎など
- 研修時間:警備の種別によって異なるが、合計15〜20時間程度が目安
- 費用:基本的に会社負担(自己負担を求める会社には注意)
研修中も給与が支払われるケースが多いため、「研修期間も無駄にならない」という点は高校生にとってもメリットといえます。
将来的に取れる資格:警備員検定
警備の仕事を続けていくと、国家資格である「警備員検定(1級・2級)」を取得できます。これは就職や収入アップにも直結する資格ですが、高校生のうちから取得を目指すものではなく、将来のキャリアとして意識しておく程度で問題ありません。
高校生(18歳以上)が担当できる警備業務の種類
警備業務には複数の種類があります。高校生が担当できる業務と、向き・不向きを確認しておきましょう。
| 警備の種類 | 主な仕事内容 | 高校生向きかどうか |
|---|---|---|
| 1号業務(施設警備) | 商業施設・ビル・病院などの巡回・入退館管理 | △ 夜勤が多いが日勤もあり |
| 2号業務(交通誘導・雑踏警備) | 工事現場・イベント会場での交通誘導・人の誘導 | ◎ 日勤・短時間勤務が多い |
| 3号業務(輸送警備) | 現金・貴重品の輸送警備 | ✕ 未経験・高校生には難しい |
| 4号業務(身辺警護) | 人物の身辺警護(ボディガード) | ✕ 高度な資格・経験が必要 |
高校生が現実的に担当できるのは、主に「2号業務(交通誘導・雑踏警備)」です。工事現場の旗振りやイベント会場でのスタッフ誘導など、比較的シンプルな業務が中心で、未経験でも取り組みやすいとされています。
高校生が警備員バイトをするメリット
警備員バイトには、高校生にとって魅力的なポイントがいくつかあります。
1. 日払い・週払い対応の求人が多い
警備業界は日払い・週払いに対応している会社が多く、「すぐにお金が必要」という状況にも対応しやすいです。進学に向けた急な出費にも備えられます。
2. 単発・短期から始められる
イベント警備や交通誘導の仕事は1日単位から入れるケースも多く、テスト期間や学校行事に合わせてシフトを調整しやすいです。「週1〜2日だけ」という働き方も可能な求人があります。
3. 時給・日給が比較的高め
一般的なアルバイトと比べると、警備員の時給はやや高めに設定されていることが多く、時給1,100〜1,300円程度(目安)が相場といわれています。日給換算では8,000〜12,000円程度(目安)になることもあり、効率よく稼ぎたい高校生には魅力的です。
4. 制服・道具は会社支給が基本
制服や誘導棒などの道具は基本的に会社から貸し出されるため、初期費用がほとんどかかりません。気軽に始めやすい点はメリットです。
高校生が警備員バイトをするデメリット・注意点
もちろん、注意しておくべき点もあります。事前に把握したうえで判断してください。
1. 18歳になるまでは絶対に働けない
繰り返しになりますが、法律上18歳未満は警備員になれません。17歳以下の場合、どんなに希望しても応募すること自体が無意味になります。誕生日を確認してから動きましょう。
2. 屋外の業務は天候に左右される
交通誘導の仕事は屋外が中心です。夏の炎天下や冬の寒さの中で長時間立ち続けることになるため、体力的な負荷は想定しておく必要があります。特に夏場は熱中症リスクに注意が必要です。
3. 長時間立ちっぱなしの場面がある
工事現場の交通誘導などは、基本的に「立って待機・誘導」の繰り返しです。動きが少ない分、足腰への負担を感じることもあります。
4. 学校・保護者への確認が必要なケースも
高校によっては「アルバイト禁止」や「許可制」のルールがある場合があります。また、未成年の場合は保護者の同意書を求める会社が多いため、事前に家族と相談しておくことが大切です。
5. 求人によっては高校生を採用しない会社もある
法律上問題がない18歳高校生でも、会社の方針として「高卒以上」「成人のみ」とする場合があります。応募前に求人票の応募条件を必ず確認しましょう。
高校生が警備員バイトに応募するときのチェックリスト
応募前に以下の項目を確認しておくと、トラブルを避けやすくなります。
- ✅ 自分が18歳以上であることを確認した
- ✅ 学校のアルバイトルール(禁止・許可制など)を確認した
- ✅ 保護者に相談し、同意を得た
- ✅ 求人票に「高校生可」または応募条件に制限がないことを確認した
- ✅ 日払い・週払い希望の場合は求人に明記されているか確認した
- ✅ 勤務地・シフト・業務内容(屋外か屋内かなど)を確認した
まとめ
警備員バイト 高校生というテーマについて、以下のポイントを整理します。
- 18歳未満は法律(警備業法)により警備員になれないため、応募はできません
- 18歳になった高校生であれば法律上は応募可能。ただし会社ごとの条件確認が必須
- 特別な資格は不要で、入社後に法定研修(新任教育)を受ければOK
- 高校生に現実的な業務は交通誘導・雑踏警備(2号業務)が中心
- 日払い対応・比較的高めの時給・単発OKなど、稼ぎやすい環境が整っていることが多い
- 屋外勤務・長時間立ち仕事・天候への対応など、事前に覚悟しておくべき点もある
- 応募前に必ず学校のルール・保護者への相談・求人条件の確認を済ませること
進学に向けてお金を貯めたい、短期間でまとまった収入を得たいという18歳の高校生にとって、警備員バイトは決して遠い選択肢ではありません。法律の条件と自分の状況をしっかり確認したうえで、自分に合った求人を探してみてください。一歩踏み出すことで、将来の選択肢も広がっていきます。