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警備員の新任研修(30時間)とは?内容と給料

2026.06.05 監修: 高司 浩(社会保険労務士)
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目次
  1. 警備員の新任研修(30時間)とは?
  2. 新任研修の具体的な内容
  3. 研修のスケジュール・日数の目安
  4. 研修中の給料はどうなる?
  5. 未経験・年齢が高くても大丈夫?
  6. 研修後に取れる資格・キャリアアップについて
  7. よくある疑問Q&A
  8. まとめ

「警備員のバイトに応募したいけど、研修があると聞いて少し不安…」「30時間って長くない?給料はどうなるの?」そんな疑問を持っている方は多いはずです。

結論から言うと、警備員の新任研修は法律で定められた必須のステップであり、未経験者でも安心して働けるよう設計されています。この記事では、研修の内容・スケジュール・給料の扱いまで、知りたいことをまるごと解説します。

警備員の新任研修(30時間)とは?

警備員として働くには、採用後すぐに現場に出るのではなく、まず「新任教育」と呼ばれる研修を受ける必要があります。これは警備業法によって義務づけられた法定研修で、未経験者が必ず受けるものです。

研修の合計時間は基本教育と業務別教育を合わせて30時間以上と定められています。「30時間」という数字に驚く方もいますが、1日に詰め込むわけではなく、複数日に分けて実施されるのが一般的です。

研修は大きく2種類に分かれる

どちらも座学と実技が組み合わさっており、「覚えることが多くて大変そう」と感じるかもしれません。ただし、内容は日常生活にも役立つものが多く、難しい試験があるわけではありません。

新任研修の具体的な内容

基本教育で学ぶこと

業務別教育で学ぶこと(交通誘導の例)

施設警備や雑踏警備など、担当する業務によって業務別教育の内容は異なります。どの業種を担当するかは採用時に確認しておくと安心です。

研修のスケジュール・日数の目安

30時間をどのように消化するかは警備会社によって異なりますが、一般的な目安として以下のようなパターンがあります(あくまで目安であり、会社によって異なります)。

パターン 1日あたりの研修時間(目安) 日数の目安
集中型 1日6〜8時間程度 4〜5日間程度
分散型 1日3〜4時間程度 8〜10日間程度

※上記の日数・時間はあくまで一般的な目安です。実際のスケジュールは採用先の会社に確認してください。

研修中は外で体を動かす実技もあれば、室内で座って学ぶ座学もあります。「体力的にきついのでは」と心配な方も、座学中心の時間帯は比較的ゆったり過ごせます。

研修中の給料はどうなる?

多くの方が気になるのが「研修中にお金はもらえるの?」という点です。

一般的に、警備会社の新任研修は労働時間として扱われ、給料(研修手当)が支払われるケースが多いです。ただし、会社によって研修中の時給・日当の水準は異なります。採用時に「研修中の給与はどうなりますか?」と確認することをおすすめします。

研修後に実際の現場に出た場合の給与水準について、当社の掲載データ(2026年8月時点・294件中、給与記載のある178件の集計)では以下のような範囲が確認されています。

警備の種類 日給の範囲(目安) 時給の範囲(目安)
交通誘導警備 6,500〜20,000円 1,000〜2,000円
施設警備 9,000〜12,770円 1,000〜2,000円
イベント・雑踏警備 9,000円 1,120〜2,100円
その他警備 6,500〜25,340円 1,000〜2,000円

※上記は当社掲載データに基づく範囲であり、実際の給与は勤務先・地域・経験などにより異なります。

また、同データでは294件中29件に日払い対応の記載、33件に週払い対応の記載があり、日払いや週払いで早めに給料を受け取れる求人も一定数存在します。研修終了後すぐに収入を得たい方は、日払い・週払い可の求人を探してみるのもひとつの方法です。

未経験・年齢が高くても大丈夫?

「研修があるということは、ある程度の知識がないとついていけないのでは?」と心配する方もいますが、新任研修はまさにゼロから学ぶための研修です。前提知識は必要ありません。

当社の掲載データでは、294件中217件(7割超)に「未経験可」の記載があります。警備業界は未経験者を積極的に受け入れている業界といえます。

また、年齢についても「体力的に心配」という声をよく聞きますが、施設警備や駐車場誘導など、比較的体への負担が少ない業務も多くあります。研修の実技も激しい運動ではなく、基本動作の確認が中心です。

研修後に取れる資格・キャリアアップについて

新任研修を修了して現場経験を積むと、さらにスキルアップを目指せます。

資格を取得すると資格手当が加算されるケースがあり、長く続けるほど収入アップが見込める仕事でもあります。

よくある疑問Q&A

Q. 研修中に落第・不合格になることはある?

新任研修は試験で合否が決まる形式ではなく、所定の時間をしっかり受講することが主な要件です。難しい試験で弾かれる、ということは基本的にありません(会社・地域によって運用が異なる場合があります)。

Q. 研修は自費?会社が負担してくれる?

多くの警備会社では研修費用を会社が負担しています。ただし、短期間で退職した場合に費用を請求されるケースもゼロではないため、契約内容は事前に確認しましょう。

Q. 研修場所はどこ?

警備会社の事務所・研修センター、または屋外での実技訓練が一般的です。遠方への移動が必要かどうかは会社によって異なります。

Q. 30時間の研修を終えたら、すぐ現場に出られる?

はい、新任教育30時間を修了すると、法律上は警備業務に就くことができます。最初は先輩と一緒に現場に入るOJT形式が多く、いきなり一人で対応させられることは少ないです。

まとめ

「研修が30時間もある」と聞くと身構えてしまうかもしれませんが、それはゼロから安心して働けるよう、業界全体が仕組みを整えている証でもあります。未経験でも、年齢が高くても、研修という入口がしっかりあるからこそ、多くの人が警備の仕事で新しいスタートを切っています。まずは求人情報をのぞいてみることが、あなたの次の一歩につながるはずです。

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この記事の監修者
高司 浩 社会保険労務士・行政書士

社会保険労務士(登録番号13240309)・行政書士。労働条件・社会保険・雇用契約の専門家として、求人・働き方に関する記事の正確性を監修しています。

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